選ばれし子供たちとデジモンの別れー新たな世界(54話)

言うまでもないが、泣いた。最高だよ。泣くだろ、これは。
どこがいいかなんて言葉にするまでもないので流れだけを書いておきます。
迷惑をかけたというピヨモンに「そんなことない」と空は優しく抱きしめる。
やっぱり手だったゴマモンの手としっかり握手をする丈。
パソコンを放り出して、テントモンを抱きしめる光子郎。
お互い大泣きしながら再会を約束するタケルとパタモン。
最後はガブモンにハーモニカを聞かせるヤマト。
アグモンと冒険の思い出話をする太一。
テイルモンに笛をあげるヒカリ。また会うことを誓う。
それぞれがパートナーデジモンと最後の時間を過ごす中、パルモンだけは素直になれない。ミミは懸命に探すも、見つけられない。
別れの時間は無情にもやってくる。電車に乗り込む子供たち。

    「ミミ!ミミー!」

    「パルモン!」

    「ミミー!ごめんなさーい!!」

    「いいの。いいの、パルモン!さようなら!本当にありがとう!」

    「さようなら!ミミっ!あっ・・・!!」

走っていたパルモンが転んでしまう。ミミが一瞬驚き、ミミの帽子が風にさらわれる。
そしてここで流れるButter-Fly。最高かよ。


不恋尘世浮华,不写红尘纷扰,不叹世道苍凉,不惹情思哀怨。闲看花开,静待花落,冷暖自知,干净如始。